人気スパイコメディ『CHUCK/チャック』の主人公チャック役でブレイクしたザッカリー・リーヴァイは、オタク文化を広める情報サイト「The Nerd Machine」を運営する起業家としても知られている。サンディエゴで毎年開催されるオタクの祭典「Comic-Con International」では、2010年からイベント"Nerd HQ"を開催しているが、今年は資金繰りが難しかったようで、ファンから寄付金を募りイベント開催にこぎつけたことがわかった。
ザッカリーは、寄付金を募るサイト「INDIEGOGO」にて、今年3月11日(火)から4月25日(金)までの期間で、目標金額を100万ドル(約1億円)に設定してキャンペーンを展開。ファンは、3夜にわたるパーティーやパネルインタビューに無料で参加できるが、イベントプロデュースには1億円もの資金が必要なのだ。しかしスポンサーによる資金援助は、イベント開催間近もしくは終了後に提供されるため、最初の2年間はスポンサーの資金が入るまで、ザッカリー自身が全てをまかない何とかやり繰りしていたという。しかし昨年は資金提供の時期のタイミングが合わず、ザッカリーが大きなダメージを受けてしまったため、今年はファンからの寄付金を募るに至ったとのこと。
その結果、目標金額の3割強に当たる約33万ドル(約3400万円)を集め、例年通り無事にNerd HQ開催にこぎつけた。イベントには、『CHUCK』の元共演者アダム・ボールドウィンや、大人気パニックサバイバルドラマ『ウォーキングデッド シーズン4』のキャストもパネルインタビューに駆けつけ、大いに盛り上がったようだ。