ダミアンの恐怖が再び!? オカルトの傑作『オーメン』の続編ドラマ企画が進行中

2014年08月04日 13:42

悪魔の子ダミアンが周囲の者を恐怖に陥れるオカルト映画の傑作『オーメン』(76)。その続編となるテレビドラマ企画が、人気海外ドラマ『ウォーキングデッド シーズン4』のプロデューサーを務めたグレン・マザラによりSHOWTIME局で進められているそうだ。

2006年のリメイクと、同シリーズの直系ではなく別家族で別の少女を悪魔の子とする『オーメン4』(91)を除き、3部作となっている『オーメン』シリーズ。これまでに幼少期から32歳までのダミアンが描かれたが、The Hollywood Reporterによると、新たにドラマ続編企画として成人になったダミアンを描く『Damien(原題)』が予定されているという。

 詳細は不明だが、成人となったダミアンは自分の過去に悩まされつつ、一連のおぞましい事件に直面し、自分は「キリストの敵」だという己の運命に遂に向き合うというストーリーになるらしい。マザラが自身の製作会社44ストロング・プロダクションズで製作を担い、製作総指揮を務めると共に脚本も手掛けるそうだ。監督や登場人物、キャストなどの詳細は不明。

 本シリーズの基となる映画版『オーメン』は、駐英大使のロバート・ソーン(グレゴリー・ペック)が、死産した息子と同じ病院で同じ時刻に生まれた男児を養子にして育てるうちに、「ダミアン」と名付けたその子が普通の子供でないことに気付くというストーリー。3作目の『オーメン/最後の闘争』(81)では、イギリスに生まれるという救世主の抹殺を企む32歳になったダミアンが描かれた。

 アメリカではオリジナル版の監督を務めたリチャード・ドナーが、製作総指揮を務めたテレビムービー欧米ドラマDVD『The Omen(原題)』が1995年に放送された。シリーズ化を視野に入れて製作されたが、放送後の反応で好感触が得られずシリーズ化に至らなかったようだ。現在、アメリカのテレビ界では人気映画のテレビドラマ化が進むが、『オーメン』のドラマ企画が晴れてシリーズ化される日は来るのか。

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