日本を代表する怪獣キャラクター「ゴジラ」をハリウッドで映画化した『GODZILLA』。世界中で大ヒットを記録しているなか、本作に出演したブライアン・クランストンが日本語に苦戦したことを明かした。
人気海外ドラマ『
ブレイキングバッド DVD』の主演で知られているブライアン。『GODZILLA』劇中では数々の日本語のセリフを与えられていたが、慣れない日本語では短い文でもマスターするのは難しかったそうだ。
BBCラジオ1内のインタビューでブライアンは「ほとんどは音で学んだし、サポートで語学の先生もセットにいたんだけど、英語を話す人間にとっては、日本語を発音することだけですごく難しい。だって日本語は書いていないところで抑揚が変わったり、トーンで違ったりするんだよ」と撮影を振り返っている。
今回のハリウッド版は、1954年のオリジナル版『ゴジラ』と同様、水爆実験に着想してゴジラが現れる設定で、日本のゴジラシリーズへのオマージュが各所に散りばめられている。原発事故のシーン等からも、反戦・反核といった人間社会へのメッセージも込められている。日本では7月25日に公開。