中国史上ただ一人の女帝として今もなおその名を轟かす「武則天」。
"中国三大悪女"の一人としても広く知られる彼女の数奇な生涯を、総製作費56億円という壮大なスケールで映像化した話題作「武則天 DVD」がついに日本初放送。
身分も低く、後宮内でも下級の側室だった彼女は、いかにして女帝まで上り詰めたのか?その大いなる野望と真実が今、明かされる!武則天は、中国・荊州の官僚の次女として生まれ、14歳で唐の第2代皇帝・太宗(李世民)の後宮に入り才人(妃嬪の地位、正五品)となった。その才気を買われ太宗の寵愛を受けるが、太宗の崩御にともない出家を余儀なくされる。
ほどなくして第3代皇帝・高宗(李治)に見初められ後宮に戻ると、寵愛を受けた武則天は娘を出産する。しかし、武則天はその娘を自ら絞め殺し、罪を王皇后に着せて失脚させ、皇后の座を手に入れる。こうして唐王朝の実権を握ると、病弱な高宗に代わって「垂簾の政」(すだれの奥から皇后が皇帝を操って行う政治のこと)を行った武則天は、身内の武氏一族を重用する一方で、冷酷非道に子であろうと自らに反抗する者は容赦なく抹殺し、また密告により反対派を徹底して潰すなど、独裁的な恐怖政治を行った武則天 ドラマ。高宗の死後、中宗・睿宗という幼い息子を即位させたが、ついに690年に国号を「周(武周)」に改め、自ら皇帝として即位。病床に臥せがちとなり退位した705年まで中国史上唯一の女帝として君臨した。[在位:西暦690年~705年]中国の長い歴史において"唯一の女帝"として多くの功績を讃えられているが、一方で"中国三大悪女"と称されるなど、二面的な評価を持つ人物である。
アメリカのフォーブス誌にて中国有名人ランキング3年連続1位に選ばれ、日本でも抜群の知名度を持つトップ女優ファン・ビンビン。中国歴史ドラマ「武則天-The Empress-」では、圧倒的な演技力で10代から82歳までの武則天を一人で演じきっただけでなく、総合プロデューサーとしても、その手腕を発揮している。(ファン・ビンビンのインタビューはこちら)ファン・ビンビンが演じる"セクシーすぎた武則天"は本国で話題騒然となり、2015年の中国ドラマ視聴率No.1を記録。放送当時、ここ日本でも、その美しさがインターネット上で話題となっている。